
横顔に残る、KAKUTOのグリーン。
袖に入るピスネームは、動作の中でちらりと見えるブランドサイン。会社の色を小さく入れることで、作業服全体を上品に引き締めます。
以前の作業着は薄いブルーグレー。地味で、デザイン性のようなものは何もなかった。当時の社長の一言から検討が始まった。
11種類ほどのサンプルと6種類ほどの色を並べ、作業者全員にアンケート。仕様は現場の要望から詰め、全サイズを試着してから発注した。
「全然気持ちもいいし、機能性もいい」。朝礼で全員が並んだときに、いちばんそう感じるという。
鉄骨をつくる現場では、火の粉が飛び、鉄粉が舞う。着るものに求められるのは、まず身を守ること。それでも「見た目」にこだわったのはなぜか。全社員アンケートから仕様の詰めまでを担当された松澤様に伺いました。

現場が求めた機能と、
会社が求めた見え方。
その両方を、一着に。
11種類ほどのサンプルと6種類ほどの色を並べ、作業者全員に確認。
2023.08集計を取りまとめ、人気の高いものを2種類ほどへ。
前立て、ポケット、股上、ベルトループなどを調整。
実物を見て2〜3回修正。ペン差しの深さも変更。
全アイテムを並べ、全員が着てからサイズを決定。
職種に応じてベージュとネイビーを配備。
作業服を新しくしよう、という話はどこから出たのでしょうか。
そこから、どのように決めていったのですか。
現場からは、どんな要望が出ましたか。
素材は綿を選ばれています。機能素材の提案もありましたか。
全員分のサイズは、どう決めたのですか。
着てみて、現場の反応はいかがですか。
今後、ユニフォームに期待することはありますか。
「これが最終形かもしれないし、この先マイナーチェンジしていくこともできる。
決まった既製品では、なかなか難しいことです。」
国土交通大臣認定の鉄骨製作工場。溶接、切断、組立、塗装。工程ごとに求められる動きも、服に当たるものも違います。 仕様のひとつひとつは、この景色から出てきました。








ベージュのボディに、角藤様のコーポレートカラーであるグリーンを効かせる。現場で必要な機能を整えながら、会社らしさが自然に伝わる一着を目指しました。



鉄骨製作の現場で毎日着るものだから、過度な装飾ではなく、まずは動きやすさと安全性を優先。そこにグリーンのピスネーム、閂止め、ファスナーを差し色として入れることで、角藤様らしさが視線に残る設計にしました。
主張しすぎないベージュの面に、コーポレートカラーが小さく効く。現場で並んだときにも、細部を見たときにも「角藤様のユニフォーム」だと伝わることを大切にしています。

袖に入るピスネームは、動作の中でちらりと見えるブランドサイン。会社の色を小さく入れることで、作業服全体を上品に引き締めます。

負荷のかかる箇所を補強する閂止め。一般的な赤ではなく、角藤様のコーポレートグリーンを選び、機能のための仕様を見た目の特徴に変えています。

溶接時のスパッタからファスナーを守るため、前立てで覆う仕様に。開いたときに見えるグリーンが、現場対応とデザイン性をつないでいます。

腕を上げる、曲げる、工具を扱う。現場の動きに沿うように、袖まわりは平面的に見せるだけでなく、動作に余裕が出る立体感を意識しています。

腰まわりのループ間を広めに取り、スケールを挟みやすい寸法へ。よく使う道具の置き場まで考えた、現場のためのサイズ設計です。

胸ポケットは、見た目のバランスだけでなく収納力も重視。スマートフォンも入る大きさにすることで、毎日の使いやすさに直結する仕様にしています。
ファスナーを覆うことで、火の粉が直接当たりにくい仕様へ。
現場の声から、ズボンのポケットにはフタを追加。
腕の動きに合わせて、袖まわりに自然な余裕を持たせる。
メジャーを差しやすいよう、パンツのループ間を広めに設計。
収納するものを想定し、使いやすい大きさに調整。
軽さや速乾性よりも、鉄骨製作の現場で体を守ることを重視。
ピスネーム・閂止め・ファスナーで、角藤様の色を自然に表現。
全アイテム・全サイズを用意し、試着してから発注へ。
「溶接するとスパッタが当たってファスナーが飛んでしまう」。折り返しで覆う要望が現場から出た。
「フタがないと鉄粉が入ってしまう」。ズボンのポケットにフタを付けた。
「股のところは深くしてほしい」。ズボンの深さは現場から挙がった要望のひとつ。
腰の後ろに物を引っ掛けるため、ループがちょうど当たる位置に来ないよう微調整した。
かがんで作業したときに裾が出ないよう、後ろのつくりを調整。※仕様名は要確認。
最初のサンプルは小さくてペンが飛び出した。実際に入れるペンに合わせて深くし直した。
乾きやすい機能素材も提案したが、スパッタに対して燃えにくい綿を選択。
当初のご希望は赤。コーポレートカラーのグリーンを提案し、両方を製作してご覧いただいたうえで採用いただいた。
聞かないと、絶対に分からない。作業服づくりは、そこから始まります。
現場の声を、仕様にする。ポケットを大きくする、フタを付ける、前立てで覆う。図面だけでは分からない使いやすさを、全社員アンケートと2〜3回のサンプル確認から一つずつ形にしました。
機能を、角藤様らしさに変える。閂止めには一般的な赤ではなく、角藤様のコーポレートグリーンをご提案。ベージュの面に会社の色が入ることで、現場に必要な補強が「角藤様の作業服」だと伝える印になりました。
着る人のかっこよさを引き出す。安全性を優先して綿を選びながら、若い方が思い思いに着こなせる見え方も大切にしました。毎日着るものだからこそ、体を守り、動きやすく、少し誇らしく感じられる一着を目指しています。
昭和8年(1933年)創業。長野市を本社に、建築・土木・鋼製橋梁を手がける専門工事会社です。今回ユニフォームを刷新したのは、国土交通大臣認定の鉄骨製作工場を持つ鉄構事業部の工場部門。
鉄骨工事/耐震補強工事/基礎工事(杭・地盤改良・山留・障害撤去)/金属系内外装工事/窯業系内外装工事/建具工事/防水工事/屋根工事
土木工事/土壌浄化事業/鋼製橋梁工事
可動式上屋工事/環境ソリューション事業(地中熱利用システム/排熱・排湯熱・下水熱利用システム/融雪システム)
デザインが決まっていない段階でも構いません。現場の環境、働く人の動き、会社としての見え方を伺いながら、 企画・デザイン・素材選定・生産までワンストップでお手伝いします。